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人感センサー/赤外線センサモジュール [ハード]

焦電センサーともいうし、モーションセンサーとも。
原理は、人が出す赤外線をセンサーで感知するもの。
といっても赤外線はそこら中にあるので、
正確には、赤外線の変化を捉えるもの。
このため、人がいてもジッとしてると反応しない。
A_0091.JPG
このモジュールは、完成品で、
電気を供給すれば、人を感知すると出力に3.3Vの電気が出てくる。
リレーなんかを繋げば、電気を付けたりもできる。
白いドーム状のものは、ただのカバーではなく、レンズになってて、
これで集光しているので、外すと反応が悪くなる。
A_0096.JPG
仕様は、下記の通り。
1.電源は、DC4.5Vから20V、内部動作も出力も3.3V。
2.センサー感度は、3~7m、調節できる。
3.検知範囲120度
4.一定時間の出力を保持する遅延時間0.5秒~200秒、調節できる。
5.トリガーモードの切り替えができる。
6.CdSセルを取り付けられる。

5.は、動作モードの切り替えで、ジャンパで切り替える。
デフォルトはリピートになっていて、動きを検知して出力がでて、
継続して遅延出力中に再度動きを検知すると、
さらに出力が出続け遅延時間が延長される。
たとえば、トイレや倉庫の照明で、人が来ると明かりが点いて、
そこに人がいる(動いてる)限り明かりが点き続け、
いなくなってしばらくする(遅延時間)と明かりが消える。
こんな感じの使われ方が、普通だろう。
ノンリピートは、動きを検知して出力がでて、
遅延出力中に再度動きを検知しても無視。
遅延時間が過ぎると一旦明かりが消える。
再度動きを検知するまで明かりは点かない。
防犯用とかは、この方がいいのかね。
【追記】回路図上のデフォルトは、リピートだが、
いろいろ調べてみると実機はノンリピートになってるっぽい。

6.は、CdSセル(光電スイッチ)を取り付ければ、
センサは、暗いときにしか反応しなくなる。
外灯や廊下の明かりとかの用途にはこの方がイイね。
HC-SR501 240円

【追記】気になる穴がもう一つ。遅延時間調整の半固定抵抗のそばにある。
いろいろ調べてみると、ここにはサーミスタを付けるらしい。
温度補正用で、高温になってセンサの感度が落ちるのを防ぐようだ。
あくまでも「らしい」で詳細は不明。回路図にもないしね。

【注意】同じHC-SR501で、写真の青い基板のもののほかに、緑の基板のものがあるが、
緑の基板のものは、モード切替のためのジャンパピンが省略されていて、半田付けしないとモードが切り替えられない。値段はちょっと安いようだけど。
【追記】緑の基板のものでもジャンパピンが付いているものがあるようだ。買うときは写真で確認したほうがいい。
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いろいろ覚えることも多く、知りえた知識を貯めておこうと思います。先はまるで見えないですけどね。

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