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Pickit2/Pickit3 書き込み用アダプタ プログラミングアダプタ [ハード]

PIC_ADP_1.JPG
マイクロチップ社のPICにプログラムを書き込むには、
Pickit2やPickit3などといった書き込みツールを使って書き込む。
Pickit2/3とパソコンはUSBで繋いで、
MAPLIBなどのプログラミングソフトでソフト開発ができる。

一方、マイコンとの接続は、「ICSP」という接続。
Pickitの端子は6つあるが、1つは予備なので、5つの端子を5本の線でそれぞれマイコンの端子につながなければならない。

普通は、回路を作るときにこのICSPのための配線もやっておいて、
ピンヘッダをつけて、そのまま接続できるようにする。

ただここに面倒なことが起きる。

複雑な回路だったりすると、このICSPのための接続が結構邪魔だったりして、線マタギになったりしちゃう。

マイコンはソケットに挿せば、出し入れできるので、
「だったら、最初から書き込み用の回路を作って、書き込んだものを挿せばいいじゃん。」
と思うんだけど、専用にいちいち作るのもなー。

で、汎用のものがないの?って感じだけど、
これがなんとマイコンの種類でピンの位置が違うので汎用化が難しい。
だから、Pickitも端子が出てるだけで配線は、ユーザー任せ。
なんで統一できないんだろうね。謎っちゃ謎。

ICSPには、PGD、PGC、MCLR、Vdd、GNDの5本が必要。

で、ちょっと調べてみる。
(D=PGD、C=PGC、M=MCLR、V=Vdd、G=GND、数字は端子番号)。
PIC10は、6ピンと8ピン、PIC12は8ピンと12ピン
6PIN8PIN12PIN
D1 6M1 8M V1 8G
G2 5V V2 7G 2 7D
C3 3 63 6C
C4 8D M4


このPIC12の配列は、14PINや20PINの一部でも使われてて、ピン数が違うので右側の数字は違うけど配列は同じなので使える。

18PIN28PIN40PIN
M4 15M1 28DM1 40D
G5 14V   27C  39C
 6 13D
 7 12C 9 20V 9 32V
 10 19G 10 31G


28ピンと40ピンも場所が同じ。 

これを何とかしようというのが、書き込み用アダプタ 。

いくつも同じものを書き込んだりするには便利だよね。
だけど実際、万能ではない、つまり全部のマイコンに対応しているわけではないけど、そこそこ網羅してるかな。
PIC_ADP_2.JPG
裏に使い方が書いてある。結局4つのパターンに分けたってこと。
一番左は、PIC10FXで、PIC10Fの8PINはOKだけど6PINはダメそう、
2番目は、8/14/18/20ピンのことだけど、PIC12Fの8PIN、PIC16Fの14ピン、20ピンは、同じパターンなので使えるけど18ピンは無理そう。
3番目は、PIC16F57専用。もう一つの異端児PIC16F59は対応なしのようだ。
そして、一番右が28/40ピンでこれは大丈夫そう。
あると便利なPickit書き込み用アダプタ 520円
互換機が安いPickit3 2,380円

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いろいろ覚えることも多く、知りえた知識を貯めておこうと思います。先はまるで見えないですけどね。

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