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電子回路で温度を測る方法 [ハード]

温度を測るには、実に様々な方法があるけれでも、
いままで知りえたもので、
価格も含めて一般人が手に入れやすいものをまとめてみました。

1.電圧
ICで温度に比例した電圧を出力するもの。
【LM35DZ】は、0℃の時0V、20℃→200mV
・測定温度範囲:0~100℃
・精度:±1℃
・温度係数:10.0mV/℃
・電源電圧:DC4V~20V

SODIAL(R) 10 x LM35 LM35DZ精密摂氏温度センサ

SODIAL(R) 10 x LM35 LM35DZ精密摂氏温度センサ

  • 出版社/メーカー: SODIAL(R)
  • メディア:


【LM61BIZ】は、マイナスも測れ、
・測定範囲:-25℃~+85℃
この場合、素子自体の精度もあるけど、
AD変換をしなくちゃいけないので、
その精度も影響する。
2.熱電対
温度差で発電する熱電対使ったもの。
【K型熱電対】
温度差で発電する電圧を測るので、
ほんとは反対側を0度にしなくちゃいけないのだけれども、
そんなことはできないので、普通は温度センサを付けた補正回路が必要です。
測定範囲は、-200℃~+1000℃と幅広い。



3.抵抗
温度によって抵抗が変化するものを使ったもの
【サーミスタ】
抵抗値がR=R0exp(B(1/T-1/T0))の式で表せる。
BはB定数といわれサーミスタの種類で異なる。
物にもよるけど使用温度範囲:-50~+110℃
NTCサーミスタは、温度の上昇につれて抵抗値が減少する。
温度感度が良いのが特徴です。
【測温抵抗体】
いろいろ種類はあるが、 
Pt100が有名で、文字通りプラチナでできてる。



「100」は0℃で100Ωということで、
直線的に抵抗が変化するので、計算が楽。
0-100℃近辺の精度が0.1~0.3℃ほどで精度が高く、
測定範囲は、-200℃~650℃と幅広い。
精度も高いが、値段も高い。
4.デジタル計測で通信
問い合わせると温度を数字で返してくれる。
個体により温度が異なるので、補正が必要。
【DS18B20】
通信方法がユニークだが、本当にケーブル1本で通信ができるため、
広い範囲で、何か所も計測するには最適。
測定温度範囲:-55~+125℃、精度:±0.5℃

タグ:温度計測
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いろいろ覚えることも多く、知りえた知識を貯めておこうと思います。先はまるで見えないですけどね。

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